Kiehl's History
キールズの歴史
キールズの起源となるアポセカリー創業
天然由来成分を使用した薬用軟膏などを提供していた、19世紀の典型的なアポセカリー(欧米の調剤薬局)が、ニューヨークの一角にオープンしました。
ジョン・キールによる経営
1894年、薬剤師だったジョン・キールが、アポセカリーだった店舗を買収しました。
キールズ製品第一号誕生
ジョン・キールの弟子だったハーブ研究家のアービン・モースは、退職したジョン・キールから店舗を買い取り、「キールズ」の名前を断承して営業を続けました。彼の努力により、初代のキールズ製品が開発され、従来のファーマシーとは異なる、丁寧なフルサービスを提供していました。
「TRY BEFORE YOU BUY」
購入前に、まずは試してみて!
アービン・モースは、お客さまに納得して製品をお使いいただくために、「TRY BEFORE YOU BUY」というサンプリングサービスを提唱。95年以上変わらず、キールズが大切にしている信念で、今もなお、全世界で年間850万枚を超えるサンプリングを行っています。
全成分を製品ラベルに明記
キールズは、アメリカで法令化される以前から、業界の先駆けとして、全成分を製品のラベルに明記し始めました。お客様に、製品に含まれる成分とその作用、処方や品質、効果など全ての情報を正確に伝え、安心して購入していただくためでした。
アーロン・モースの登場
アービン・モースの息子、アーロン・モースは、初期のペニシリン開発への参加や、放射線によるやけどを治療する特殊なアロエクリームをアメリカ合衆国政府に提供するなど、化学成分開発の先駆者でもあり、その能力は、化粧品の製造に生かされることとなりました。
キールズの代表製品が続々誕生
1962年以降は、あのアンディ・ウォーホルが愛したブルー アストリンジェント ハーバルローションや、カレンデュラ トナー、リップ バーム No.1、モイスチャライザーUFMなど、今日でも愛され続けるキールズの名品の数々が誕生しました。
スミソニアン国立博物館がキールズ製品を展示
1979年に、スミソニアン博物館が開催した「公衆衛生と薬学」の展示会では、アーロン・モースの知識や研究の成果、革新的な技術の貢献が評価され、103ものキールズ製品や歴史的なアイテムが展示されました。現在でも、スミソニアン博物館のコレクションとして永久展示されています。
キールズ製品がエベレスト山登頂をサポート!
世界で初めて、無酸素補給によるエベレスト登頂を成功させた「エベレスト88」が、登頂の際に8つのキールズ製品を持参。過酷な環境下でも、登山家たちの健やかな肌を保つサポートをしました。
3代に渡って引き継がれるキールズ
キールズの伝統は、アーロン・モースの娘ジェーミと、スキーワールドカップのチャンピオンでもある夫のクラウス・ハイデッカーに受け継がれました。お客様の熱烈な要望に応えるべく、通信販売のサービスを開始。また、海外にも新店舗をオープンしました。
キールズDermatologist Solutionsライン誕生
アポセカリーという原点を生かして、科学・ハーブの知識を基に、皮膚科学のエキスパートの協力を得た、スキンケア「DSライン」が誕生しました。
皮膚科学スキンケア
奉仕の精神
キールズの創業者たちによる経営理念 “Mission of Kiehl’s”に基づき、コミュニティーへの還元と社会に対する責任は、現在のキールズにも深く刻まれています。Kiehl’s GIVESという名のもと、①環境保護②子供サポート③エイズ研究や教育サポートの三つの分野で様々な社会貢献活動を行っています。
165周年
165周年をアポセカリープリパレ―ションというパーソナライズ製品発売で祝福。スミソニアン博物館には、新しく追加された製品がコレクションにはいりました。
ダーマリーダーの導入
最先端の肌診断ツール「ダーマリーダー」を導入を開始しました。肌の表面だけでなく、表面下の肌悩みについても測定できるようになりました。
「Finest Apothecary Skincare」
キールズは、創業当時の精神を忘れずに、ブランドのDNAである「アポセカリー」を構成する「Nature」、「Science」、「Service」という3つの信念を基に、お客様のヘルシースキンをサポートし続けます。ぜひお客様一人ひとりにあわせたカウンセリングを受け、あなたに最適の製品を見つけてください。